株式会社Godotは、株式会社NTTドコモと行動科学とAIを活用し、NTTドコモのスマートフォン向け健康促進アプリ「dヘルスケア」のユーザー体験(UX)改善に向けた協働を開始しました。

「dヘルスケア」は、日々の歩数や、体重・血圧・脈拍・体温を記録し管理できるほか、健康ミッションをクリアすると抽選でdポイントがもらえるなど、楽しく健康習慣を身につけることを目的としたスマートフォン向けアプリで、累計1500万以上ダウンロードされています。このたび、アプリ利用者の健康習慣の定着を促進するべく、Godotの独自技術を活用したUXデザインの個別最適化に取り組みます。

具体的には、AIを用いて、現状のサービスに対するスラッジ診断※1 を実施し、利用者にとっての阻害要因を解消するとともに、利用者一人ひとりに合った後押し(ナッジ)を取り入れることで、適切な行動変容を促し、利用者の健康サポートを強化します。AIを活用し、スラッジ診断とナッジ個別化を組み合わせる取り組みは、世界初※2 となります。

※1スラッジ診断とは、Webサイトや申請フォーム等において、利用者の意思決定や行動変容を妨げているポイントや要因(スラッジ)を行動科学の視点で可視化し、改善していく取り組みです。

※2 2024年6月時点。当社調べ。行動科学とAIを用いて、心的負荷を考慮した施策や業務プロセスの改善を行うものとして。

当社はこれまで、一人ひとりに合わせた後押しを実現するため、様々な技術の開発や実装に取り組んできましたが、今回、世界初となるスラッジ解消とナッジ活用によるユーザー体験向上に乗り出すことができ嬉しく思います。多くの方々が利用する「dヘルスケア」への技術提供を通じて、誰もが自分らしいwell-beingをめざせる世界の実現に取り組んで参ります。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社Godot
担当者:鬼澤
連絡先:contact@godot.inc