株式会社Godot(ゴドー/兵庫県神戸市、代表取締役 森山健、以下「Godot」)は、JETROが日系スタートアップと海外企業の連携・協業を支援する「J-Bridgeエスコート・プログラム(マレーシア):GREEN TRANSFORMATION ACCELERATION PROGRAMME 2024」の支援企業5社のひとつに選ばれました。
【プログラムについて】
本プログラムは、JETROがオープンイノベーションの推進を目的に、マレーシア財閥Sunwayグループのイノベーション部門Sunway iLabsと連携し、日本企業と海外企業のグリーン技術(GX)等を活用した連携・協業を支援するものです。採択企業は、協業先候補の発掘から事業化に向けたメンタリングまで伴走する一貫支援を受けることができます。Godotは、同プログラムのワークショップや現地ミッション、ビジネスマッチング等を活用し、東南アジア地域での事業展開に向けた下地づくりを進めていきます。
プログラムについて(JETRO Webページ)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/j-bridge/pdf/malaysia2024.pdf
【プログラム参加の目的】
Godotは、ヒトの行動原理の解明と先端技術の活用を通じて、まだ解決されていないグローバルな課題に挑むため、2022年7月に設立されたスタートアップです。創業以来、日本国内では特定健診やがん検診の受診率向上など、主にヘルスケア領域において実績を積んできました。同時に、国際組織や海外機関との連携、創業1年目でのウィーン拠点開設など、欧米中心に海外進出も進めてきました。行動科学を応用して解決できる問題は、環境分野にも多く残されていると考えています。Godotは特に環境分野と公衆衛生の交差点であるClimate Health*という分野において独自の価値創出の機会があると考えています。本プログラムを機に、東南アジア地域におけるグリーン・トランスフォーメーション推進や健康増進に取り組み、グローバル課題解決の可能性を拡げていきます。
*Climate Healthとは、気候変動が人の健康およびウェルビーイングに及ぼす影響をさし、高温多湿環境で高リスクとなる熱中症、水系感染症、ベクター媒介性疾患、食中毒、栄養失調、メンタルヘルス、大気汚染による体調不良などが対象となります。
【マレーシアにおける行動科学活用への期待】
マレーシアは、国の中期計画である『Twelfth Malaysia Plan, 2021-2025』において行動科学を活用する方針を定め、行動科学活用のガイドライン・ハンドブックを整備するなど、行動科学の活用に積極的です。
現地の行動科学関係者との関係構築を進め、当社が日本で培ってきた行動科学の社会実装の経験を活かして、東南アジア地域におけるより良い行動科学の実装に貢献していきます。