神戸とウィーンに研究拠点を置くディープテック・スタートアップGodot（ゴドー）は、この度、関西発の有望なスタートアップとして「J-Startup KANSAI」に選定されました。
「J-Startup KANSAI」とは
経済産業省のJ-Startup プログラムの地域展開として、令和2年9月に開始された事業。関西から世界へはばたく有望なスタートアップを選定し、内閣府のスタートアップ・エコシステム拠点形成事業と連携しながら、官民連携で集中して応援・支援し、選定企業の飛躍的な成長をサポートする取組みです。
>>特設サイト： https://next-innovation.go.jp/j-startup-kansai/
今回の選定について
今回新たに12社がJ-Startup KANSAIに選定され、弊社はその中の1社となります。
選定は、関西を代表する起業家、ベンチャーキャピタリスト、アクセラレーターなど、関西のスタートアップに精通する81 名からの推薦を基に行われました。選定基準は、概ね創業10 年以内で関西に本社を有し、①社会的インパクト、②新規性・独創性、③優位性、④成長性、⑤国際性の５つの視点で優れた企業であること、とされています。
選定企業に対しては、J-Startup KANSAI サポーター（131 社）による優遇措置や、海外スタートアップ関連イベントへの出展支援、各種補助金等の支援施策における優遇などが提供されます。
>>参考：経済産業省 近畿経済産業局ニュースリリース
「J-Startup KANSAI」の新たな選定企業を発表
https://www.kansai.meti.go.jp/3-3shinki/jsk/jsk_sentei2023.html
Godotについて
行動科学の学術的知見とマルチモーダルAIを融合させたプロダクトの開発・提供、既存サービスの再設計に取り組む、ディープテック・スタートアップです。めざすのは、どんな特性を持った人も排除されることなく、あらゆる人が自己理解と行動変容を通じて、成長とウェルビーイング向上を実現できる世界。一人ひとりの特性に合わせて健康行動を促すプロダクト「NudgeAI®︎」は、自治体での公衆衛生領域（がん検診受診勧奨等）で成果が認められ、WHOや国連事業でも採択されています。2023年にはEU（ウィーン）に研究拠点を開設するなど、設立当初から積極的なグローバル展開を図っています。
代表取締役 森山健のコメント
この度は「J-Startup KANSAI」に選ばれ、とても嬉しく思います。関西はスタートアップが急成長を遂げるために必要な要素を沢山持っています。そのコミュニティの力強い支援を受け、社会課題に真正面から取り組む企業として成長し、世界と肩を並べる企業になるという大きな挑戦に邁進していきたいと思います。今回選定いただいた期待に応え、関西と世界をつなぐ一翼を担えるよう、これからも社員一同頑張って参ります。引き続き応援のほど、よろしくお願いします。
＜略歴＞
神戸生まれ、シアトル育ち。ゴールドマン・サックス投資銀行部門に新卒入社。その後、3社の共同創業と売却、オックスフォード大学客員研究員などを経て現職。行動科学とデザイン思考で政策課題に挑む、特定非営利活動法人Policy Garageの創業理事も務める。
会社紹介
社名：株式会社Godot
設立：2022年7月1日
住所：兵庫県神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
代表者：代表取締役 森山健
ホームページ：https://godot.inc
＜沿革＞
2022年7月 「かんぽ生命 – アフラックAcceleration Program」で両社から採択
2022年9月 マイクロソフト社の「Microsoft for Startups Founders Hub」に選出
2022年10月 オーストリア政府事業「GO AUSTRIA Fall 2022」に選出
2022年10月 兵庫県・神戸市の「スタートアップ補助制度」対象に認定
2022年12月 中小機構主催の第22回 Japan Venture Awards「SDGs特別賞」を受賞
2023年5月 オーストリア共和国ウィーンに研究開発拠点Godot GmbHを設⽴
2023年6月 プレシリーズAラウンドで総額4.5億円の資金調達
2023年6月 行動変容シミュレータ「CogPot」のβ版を公開
2023年7月 アフラック、ハッチヘルスケアと業務提携（がん予防推進）
2023年9月 世界最大規模のメディア・アートの祭典「アルス・エレクトロニカ・フェスティバル2023」に出展
【本件に関するお問合せ先】
株式会社Godot
担当者：森山
連絡先：contact@godot.inc